2019.01.31島原に新しい風を
音楽経験を活かして
高校時代に吹奏楽やバンド活動で音楽に密に関わり、作曲を主に手がけるようになりました。高校卒業後も音楽の勉強のため東京へ上京しました。音楽は、“人と人”“町と町”“未来と過去”をつなぐものだと思っています。音楽を一つのツールとして、たくさんのそれらをつなげたいと考えております。
活動としては、現在島原城で行われているキャッスルモンスターのイベントBGMの作成に携わっています。音楽ソフトを使い、尺八やギターなど様々な音を組み合わせ、0から音楽を作っています。
家業を通じて島原と東京をつなぐ
家業の“美乃本店”を手伝うため、1年間島原に帰ってきました。美乃本店は蝶ネクタイブランドのre:born(リボーン)を展開しています。蝶ネクタイを専門に扱うブランドは日本でも稀なため、ネット通販を中心に日本全国にお届けしています。島原城のキャッスルモンスターにも使われています。イベントで誰が着けているか、ぜひ探してみてくださいね。
島原をよりよくするには島原に居続けてはもったいないと考えるようになりました。ポテンシャルの高い島原を他県の人に知ってもらい、逆に島原にないものを持ってくる。島原と外との交換・交流によって風通しを良くしたい。そう思い再び東京へ戻ることを決意しました。
島原の財産
島原には素晴らしい財産があると思います。しかもそれは、お金で買えないものばかりです。歴史、自然、空気、時間の流れ方、そしてなにより人。他県の人に言われて初めて気づいたこともあります。また、自分が東京に出たからこそ、痛感することがたくさんあります。将来的には自分もその財産のひとつになりたいと思います。
プロフィール
島原商業高校出身。
1992年8月22日生まれの鹿田健太さん。島原商業高校出身。
高校3年間、バンド活動に精を出し、島原のイベント(島原城でのカウントダウンイベント、島原音楽祭、etc…)に出演。ビジーホールにてワンマンライブを行う。
高校を卒業し音楽を勉強するため上京。家業を手伝うために一時Uターン。現在は東京のIT会社に勤めプログラマーのマネジメントに携わる。
島原と東京とをつなげる活動をしている。
記者後記
かわいいデザインの蝶ネクタイがたくさんあってとても魅力的な美乃本店。
サイトを覗いてみたら目を奪われました♪
記者:池田
島原のひとは慎ましい!